2014年8月3日
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みさかレーシング恒例のスーパー山岳サイクリングは16名のライダーが3台のサポートカーに見守られて無事終了しました。個人的にはメインの麦草峠の上りが不調だったのが残念でしたが、最後の土坂峠では調子を取り戻したのでよしとしましょう。コースは例年と同じく
でしたが、今回はこの厳しいライドを支えてくれた機材をご紹介しておきます。
 
1.手元シフター
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まめな変速が疲労の蓄積を抑えることに加えて、悪路やダウンヒルでの安全性を高めるという意味においても、STIや得るごパワーといった手元シフターを使わないことは考えられません。シマノや7速や8速用のSTIレバーも供給していますし、今や少数派だとは思いますが、使ったことが無い方には強力お勧めです。
 
2.チューブレスタイヤ&完組ホイール
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タイヤとチューブの擦れがないチューブレスタイヤは、走行抵抗が低いだけでなく、とにかく乗り心地が良いです。セタの高級チューブラーに似た乗り味と言ったら言い過ぎでしょうか。メンテナンス性に難ありとの声もありますが、パンク時のチューブ挿入に難儀したことは私はありません。
また、完組ホイールですが、乗り心地の点では通常のスポークホイールに軍配が上がるかもしれませんが、伝達効率では圧勝かと。それから、側面が研磨されている効果でブレーキの効きがよく、コース取りのエラーを修正できる範囲が広いのも、ロングライドではとてもありがたいとこるです。
 
3.サドル
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馴らし終わった良質の皮サドルでも1日の走行距離が200kmを超えるとさすがにお尻がいたくなるものです。このSMPのサドル、ケツとの接触面を少しでも増やすという考え方で生まれたサドルらしいのですが、座り心地はよくない、と言うかはっきり言えば悪いのですが、不思議なことにお尻は痛くなりません。このサドルはチタンベースということもあり1個3万円近い高額品ですが、店頭から姿を消しつつあることもあり、先日スペアを購入したほど気に入っています。
 
これらはすべて、乗り手の疲れをカバーし、力不足を補い、限界を高めてくれる、私のここ一番!的なライドには不可欠な装備となっています。何れもポタリングには不要かもしれませんが、走り自体を楽しむ向きには利用しない手はないと思います。最近の部品は…とお嘆きの貴兄もおありかと存じますが、要は使い分けだと思いますし、見慣れるとデザイン的にも面白いものもあります。加工技術の発達で、昔だったら考えられないような工作が普及モデルに採用されていたりしていて、結構侮れません。