2017年10月15日
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私にとって雨の日の最も安価な娯楽は自転車のメンテナンスである。大物はないが台数は結構あるので、常に何かしらの課題が残っている。昨日から今日にかけては預かっているBD-1のオーバーホール。オーナーから回転部の分解掃除を頼まれているので、ハブ・カートリッジBB交換と進め、いざヘッド部。ん?BD-1のヘッドはAHEADを上下を入れ替えて使っているのね。ハンドルがフォークだと思ってやれば特に変わった作業ではなかった。

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前後タイヤを交換するところで問題発生。チューブをタイヤに入れようとしたら余ってしまいうまく収まらない。袋には18インチと書いてあり間違いないが…チューブを調べてみたら20インチの記載があるではないか!もしこれが単独行の山中でパンクした時だったらと思うとゾッとした。マイナーなサイズのチューブを買うときは念のための確認が必要かも。

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そして前から気になっていたTOEIランドナーのブルプロの破れ対応。買えばいいのかもしれないが、これからサドルを育てるのは億劫で、できれば自転車に乗れなくなるまで持ちこたえてほしい。ということでチューブラー補修用の糸と針で補修を試みるが、そもそも革がかなり薄く弱くなっているようで、強く縫い合わせることができない。結局開いた穴を覆うように糸を渡すのがせいぜいだった。

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縫い合わせた後は、糸をフェルトペンで塗りつぶし、薄くオイルを与えて、そこそこテンションをかけていった。気休めに過ぎないだろうけど、これで少しでも破断のスピードが遅くなれば、それでいい。

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