2019年8月4日
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今年もみさかレーシング恒例のスーパー山岳サイクリングに参加。道の駅龍勢会館をスタートして、志賀坂峠-十国峠-麦草峠-ぶどう峠-土坂峠を越えて龍勢会館に戻る210㎞・獲得標高4600mの厳しいロングライドだが、手厚いサポートとスムーズな先頭交代に助けられて、何とかゴールすることができた。

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スタートは朝5時。志賀坂峠まではウオームアップの場の筈だが、内心は帰ってこれるか不安でたまらない。でも仲間のみんなと挨拶代わりの会話を楽しんでいるうちに志賀坂の上りが始まり、最初のチェックポイントに到着。

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今回の参加者はサポートを含め21名、サイクリングの指向は様々だが、レース参戦者が過半を占め、走りのレベルは高い。自転車は良く整備されているし、ウエアやアクセサリー等の装備もよく研究されていて、いい刺激を受ける。今回のトラブルは落車・パンクがそれぞれ1件ずつあったが、装備とサポートに助けられて、すぐに走りに復帰していた。

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十国峠は国道299号のアプローチが崖崩れで通行止めで、直登の矢弓沢林道を上がった。暑さで意識が遠のくが、サポートカーからの応援で気を取り戻し、何とか峠に辿り着いた。当日はサイクルショップミカミのAttack299も開催されていて、国道299号のサイクリスト密度はいつもよりかなり高い。

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麦草峠へのアプローチは暑さとの闘いだった。麓の佐久穂ですでに34℃の表示が出ていて、ボトルのスポーツドリンクが見る見るうちに減っていく。中間地点のスキー場ではサポートカーから冷たいドリンク入りのボトルの補給があり生き返った。それでも徐々に脚の攣りが始まり、2RUNやコムレケアの投入しながらだましだましゆっくりと麦草峠を目指す。残念ながら数名がリタイヤしたこともあり、自分はほぼ最後尾での峠到着となった。

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麦草峠の下りでは豪快なダウンヒルライドを楽しんだものの、その後のぶどう峠、土坂峠の厳しさは想像以上だった。脚が攣らないようにゆっくり満遍なくペダルを回すが、いつまで経っても峠に到着しない。それでも仲間と励ましあいながらなんとか最後のピーク、土坂峠に到着。記念写真を撮り、ライトを点けて龍勢会館まで下っていった。ゴール後は星音の湯で汗を流し、アルコール抜きの打ち上げで完走を祝ってから帰路についた。

7回目のスーパー山岳はこれまでで一番苦しいものだったと思う。すでに2日が経過したが、まだ階段を上り下りするのは苦痛だ。でももうすでに意識の中では「楽しかった今年のスーパー山岳」となっている。来年も参加させてもらうために、走り続けよう。

デローザアイドル・210㎞