2020年6月7日

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小学6年生だった自分は最初のサイクリング車として3万円のミヤタカスタムCT-10-Dを買ってもらったが、その際ミヤタのカタログに出ていたのが同社がライセンス生産していたエディ・メルクス号であった。15万円という値段に驚き、また本屋で立ち読みするサイクルスポーツ誌のレース記事で圧倒的な強さを知り、その名前は脳裏に深く刻み込まれたようだった。その後オレンジ色のLOOK KG-171に乗り、最初に買ったサンセット号ロードレーサーもオレンジ色に塗り替えた。そして会社の帰りにたまに立ち寄る池袋のショップで最初にリエージュ75を見た時は心が躍った。でも決して安いフレームではなく、眺めて楽しんでいたら、いつの間に店頭から消えた。

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そのリエージュ75が同系列の御徒町のショップに再登場、しかもセールで売価は定価の半額以下だった。ニバクローム鋼のコロンバス・ゾナで組まれたモダン・スチールのフレームに300グラム台の軽量カーボンフォークの組み合わせ、しかもBBは扱いやすいスレッドのBSA、そしてカラーはモルテニオレンジに青の胴抜き!クロモリではコスパ最強のパナモリ8630Rモデルよりも安い値段でメルクス本家のシグネーチャーモデルが買えるとあって、購入を決めるのに時間はかからなかった。

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パーツはデローザ・アイドルから外したカンパニョーロ・レコード10Sをメインに持ち込みとし、お店のSBAA・PLUS資格者の方に組んでもらうこととなった。メルクス号には永久保証がついていて、でもその保証を受けるためには販売店が組み上げることが条件となっていたためだが、レベルの高いプロの仕事はやはり見ていて気持ちがいい。これも時代の流れということになるが、様々なお約束の説明やその確認で30分程度のやりとりを経て受け渡しは完了、街へ飛び出した。走りの第一印象は、とにかく前に進む、というもの。詳しくは別の機会に纏めるが、リムブレーキ装備の自転車としては多分最後の新車となるこのメルクス号、今後の主力戦闘機として「使い倒す」。

エディメルクスリエージュ75・25km