2023年3月25日

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雨の日は家に籠ってバイクのメンテナンスをするのが一番。J-WaveやSpotifyを流しながら、家中に分散したツール・ケミカルを総動員して、長年の使用で痛みの目立つパナモリのメンテナンスを進めた。

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まずはドライブトレインだが、摩耗による痩せが目立つようになったフリーコグ、シマノアルテグラ9速CG-HG6500の少年用14〜25Tを入手しておいた同じ銘柄で置き換え、併せてチェーンをデュラエースCN-7701に交換。

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3万キロは使ったと思われるフリーコグは、まだしばらくは使えそうだがトラブルを予防するため交換した。これからまた20年ほど使うと考えると、もう交換することはないだろうと思う。交換のついでに前後変速機とチェーンホイールにこびり付いたスラッジを削り落として、ドライブトレインはようやく直視出来るようになった。

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また、前ブレーキのシューの減りが進んでいたので、手持ちのBBBのシューに交換。昔はシューの交換もハメ合いがきつくて大変だったが、今ではシューの外れ防止スクリューを外せばシューはスルリと簡単に外れる。新しいシューを差し込みスクリューを締めれば交換は完了。ワイヤーの交換は次のバーテープ交換のタイミングまで待つことにする。

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そして錆が酷いトップチューブ下のゼッケンプレート取り付け台座近辺をタッチアップ。以前にもプラモデル用のタミヤのエナメル塗料で処置したのだが、場所が場所だけに汗の集中攻撃を受けて錆が再発していた。紙ヤスリで錆を落とし、防錆剤が配合されたシリコンアクリル系塗料で下塗りし、タミヤカラーで上塗り。

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これでしばらくは錆の再発もないだろう。フロントフォークも塗装の剥がれが目立ったので、タミヤカラーで軽くタッチアップしておいた。几帳面な人には耐えがたいであろう乱雑さではあるが、気になっていた箇所の手当が終わりやれやれである。バイクが汚いだけならまだいいけれど、これが整備不良まで行きつくのは避けないといけない。ドラフティング状態での集団走行ではちょっとしたメカトラが落車等の大トラブルに発展する可能性があり、整備不良は何よりも忌み嫌われるのだ。みさかレーシングの仲間には当方のバイクは汚いことで定評があるが、これが整備不良のイメージに発展することがないように気をつけよう。