2021年2月11日

IMG_7493

祝日は娘と彩湖周回の後、もう少し乗ろうと単独で荒サイを北上。強い北風で負荷が上がり、高めの気温も相俟って汗が噴き出した。上江橋~入間大橋区間の通行止めはまだ続いていたが、上江橋の入間川右岸側は補強工事が終わったようで、堤防上の道路の舗装が完了していた。これで堤防下の細い、しかしそこそこ車の往来がある道路を走る必要がなくなったのは本当にありがたい。

IMG_7494

帰宅後は自転車の掃除や部品の整理をして過ごす。先日の自転車店巡りで入手した部品も改めて確認した。長年探していたが見つからず、でも先日偶然新品を見つけたのがこれ。

P1030811

サンツアースプリントハブの前期型のクイックシャフトである。クイックレバーは滑り止めの突起があるタイプで、これが後期型になると素っ気ないツルンとしたレバーになってしまう。でもお目当てはQナットの方であった。

P1030814

このQナット、家電のつまみのような造形に細い滑り止めの線が彫られた面白いデザインで発売当時より気になっていた。しかしながら後期型になるとQナットも丸形環付きのスタンダードなものに変わってしまい、当時は入手出来ず仕舞いだった。それが約35年後になって突然新品で現れ、価格もリーズナブルで迷わずゲットした次第である。当時はMTBブームで部品メーカーもその恩恵に浴しコンポの種類も急激に増えていったが、サンツアーはスラントパンタグラフの特許切れでアドバンテージを失い、シマノとの差が決定的になった時期だった。

P1030817

もう一つの収穫がダイナパワーダイナモ。再発売したらしいとの噂を聞いた新型で、パナソニック傘下の三洋電機がこんなのを作っていたことが少々驚きである。オリジナルのダイナパワーとの違いは、ローラー部がゴムで覆われていること(オリジナルは金属のローレット加工)、およびダイナモを稼働させる方法がレバーをひねる方法からワイヤーで引っ張る方法となったこと。マニアはオリジナルを改造してワイヤー引きで使っていたけど、新型はそのアイディアをパクったのかな。ただ、ワイヤー引きでしか使えないとなると、フロントシングルの自転車じゃないと簡単には使えない。果たして使う機会は巡ってくるのか。

パナソニックレマイヨR・65㎞